2020年2月19日水曜日

北海道・札幌におけるウィンタースポーツアクティビティ調査

週末、北海道・札幌におけるウィンタースポーツアクティビティ調査に伺いました。

まずは、札幌国際大学観光学部観光ビジネス学科の藤崎達也先生を訪問。
北海道におけるアウトドアアクティビティの現状について様々な意見交換をさせていただきました。
やり取りの中で、①地方には意外と遊び場があり、思いっきり遊んでいる大人も多い。②アウトドア事業者の高齢化③大人が本気で遊ぶことで新たな価値が創造される。④事業者に学生を送り込む。⑤とりあえずやる。⑥十勝はライフスタイルも豊か。それをオープンにし観光客にも提供している。つまりシェアリングエコノミー。などの言葉が印象に残りました。

写真①藤崎先生と筆者

また、札幌市スポーツ局およびさっぽろグローバルコミッションを訪れ、行政の立場での札幌市のアウトドアスポーツやスポーツツーリズムの推進について話を伺いました。

さっぽろグローバルコミッションは主体は札幌市で様々なステークホルダの協力を得ながら運営しているとのこと。詳細な報告は別の機会にしますが、お話を伺って気づいたことは国内のスポーツコミッション同士の情報交換が積極的には行われていないこと。今後、運営体制や事業などについて国内のスポーツコミッションに対し調査を行い、それぞれで共有できるような仕掛けをスポーツ庁とともに取り組みたいと思います。

写真②さっぽろグローバルスポーツコミッション事務局にて

北海道・ニセコ町ではウィンタースポーツリゾートの現状について調査してきました。

コンドミニアムが立ち並び、欧米人を主に外国人が散見されました。
今後、リゾートホテルを対象にウィンタースポーツ事業者との関係性など調査を行っていきます。















写真③ニセコのアウトドアスポーツ開拓者でもあるロス・フィンドレー氏が経営するアウトドアショップ・NAC。店内にはボルダリング施設も完備。外国人が利用中でした。

今後、人口減少が進む中である意味では地方に空きスペース(空間)もできてきます。
それらの空間を利用して遊び場を作り、誘客→産業→雇用につなげていける可能性を探っていきます。