2020年2月29日土曜日

大阪府岬町活性化の強力な助っ人登場!

大阪府岬町のさらなる活性化のために強力な助っ人が加わってくださいました!
4月から大正大学関西支局長として着任される山中昌幸先生(左から2人目)です!
山中先生は淡路島を拠点としながら関西の企業、自治体を巻き込んで盛り上げる仕掛けをなさいます!
山中先生、岬町をよろしくお願いいたします!
私も引き続き、岬町の活性化のために頑張ります!
まずはときめきビーチの活性化調査に着手します!


2020年2月28日金曜日

やってみよう!


1.価値創造
1)これまでが通用しない時代
 日本は戦後、行動経済成長を成し遂げた。が、バブルを迎え現在は低成長、少子高齢、人口減少時代であり、高度経済成長時のビジネスモデルや行政の在り方が通用しない時代となった。
 したがって、これからの企業も自治体も前例に囚われていては新しい環境に適応することに追い付かず価値創造ができないために消費者や住民に見捨てられ、廃業や消滅に追い込まれる。
 故に、企業や自治体は「これまで」の組織の在り方や資源調達、商品・サービス開発、マーケティングにこだわることなく、リスクを恐れず新しい行動を起こし続けることが重要である。

2)変数が増えた
 スマートフォンが普及し、インターネットにより世界中とつながることができ、また、世界中から情報を収集することができる時代となった。
 また、政府のインバウンド観光振興政策によりインバウンドが加速度的に増加し、外国人と日本人が国内で接する機会が増えた。LCCにより地方空港がアジア諸国の空港とダイレクトにつながったことも一因だ。
 また、人口減少により日本人労働者が減少し、コンビニやファーストフードの店員としても多くの外国人労働者が活躍している。
 このように国内にこれまでになく多くの外国人が観光者や労働者として滞在することで、それらに対応することが日本人に求められている。これまた前例がない。
 
3)他社、他分野との交流によるイノベーション
 新たな商品・サービスの開発、マーケティング戦略のためにはイノベーションは欠かせない。昨今、単独業界や単独企業でイノベーションを起こすことが難しく、業界内での連携や業界を超えた連携が進んでいる。オープンイノベーションである。オープンイノベーションを促進するためには自分や自社、自業界のこれまでの習わしややり方に固執しないことが重要である。つまり、これまでの常識に囚われていてはイノベーションは促進されない。

.人材育成(学び方の変化)
 高度経済成長時の大量生産大量消費の時代は、モノやサービスが無い時代なのでそのモノやサービスが充足するまでは作れば売れる時代である。この時代はいかにある一定の品質の商品やサービスを大量に効率よく生産するかで企業の業績は向上する。だが、低成長時代や商品・サービスを海外に売り込んだり外国人観光客に売り込むには一定の品質よりも、多様なニーズにいかに対応できるかが企業業績にとって重要である。多様なニーズを創出するためにも多様な人材が必要であり、これまでのインプット型の教育で育てられある程度のことがそれなりにできる人材より、個性を持った多種多様な人材とチームワークを組んで成果を出せる人材が求められる。個性を持つためには標準的な教育環境にとどまることなく、家を、学校を、地域を、日本を飛び出し様々な経験を積むことが重要である。

3.だから、やってみよう!
①これまで(前例、常識)が通用しない時代。②これまでが通用しない時代に生きる力が必要。という観点から、「やってみよう!」なのである。
「やってみよう!」には①「これまで」や「常識」のとらわれず行動を起こし続ける。②行動を起こし続けられる人材になるためにも多くの多様な経験を積むことが重要である。というメッセージを込めている。
国民の皆さん、学生諸君、高校生諸君、ぜひ、一緒にどんどん「やってみよう!」。

だから、やってみよう!

直観


何か行動を起こそうというときに、「前例は?」「他の組織は?」「論拠は?」「データは?」「マーケティング調査は?」「計画は?」「リスクは?」「世論は?」などといって一歩を踏み出せない時がある。

確かに、これらの「前提」を検討し、一歩を踏み出さないといけない時もあるだろう。

だが、すべての判断をこれらの「前提」を踏まえる必要があるだろうか?

ややもすればこれらの「前提」を踏まえるばかりに、タイミングを逸したり、結局何も行動を起こさないこともあるのではないだろうか?

先に挙げた「前提」はもちろん必要な要素ではあるがあくまで要素であって、全体ではない。

その「前提」にこだわるあまりにタイミングを逸したり、行動できないことになること自体が「リスク」ではないか?

昨今、情報はあふれている。インターネットにより世界中とつながることができる。
LCCも飛びアジア諸国との交流の機会が一気に増している。
また、行動経済成長時のように右肩上がりで昨年と同じことをやっていれば今年も成長できるといった時代とは異なり、少子高齢人口減少といった別のパラダイムで経済活動を行っていかねばならない。つまり前例が通用しない時代だ。

このような時代に必要になるのが「直観」である。

情報収集、情報整理、判断、アクションこれらにかかるそれぞれの時間的コスト、それらの間にかかるそれぞれの時間的コストを減らす意味でも「直観」は重要である。

先の「前提」に関わる判断であるならばAIに取って代わられる。

AIにできない人間らしい判断をするという意味でも「直観」の重要性が認識されるべきである。

走りながら考え、考えながら走る。

まずは一歩を踏み出し、修正しながら走ることができる人材が求められている。

無用の用


世の中には一見無駄に見えるものが沢山ある。

だがその一見無駄に見えるものも実は役割や必要性があるという意味である。

例えば、自転車のチェーンの「たるみ」。
一見、必要がなさげだ。
チェーンはたるみなくピンと張らせていいではないかと。
だが、このたるみを無くしてピンと張った状態にしておくと急にペダルを踏んだ時にチェーンに一気に力が加わり切れてしまう可能性が高くなる。

また、レールとレールの間の隙間。
これは夏になると日差しにより暖められた鉄のレールが伸びることを想定し設けられている。この隙間がないと伸びた際にレールが曲がってします。

例えば私が研究テーマとして扱う「スポーツ」も人々が生きていくうえで必ず必要かといえば、「衣食住」に比べればその必要性は低いといえるだろう。
だが、スポーツがなければ人間は日常の憂さ(ストレス)を晴らすことができずに、様々なトラブルを増やす原因になるかもしれない。
また、仕事や外交においてもいきなり本題に入ってはお互い緊張した状態の話し合いとなり実りある議論に結びつかないことだってありうる。

このように一見無駄に見える事象や事柄でも役割や必要性があるという意味が「無用の用」である。

現代の社会では経済合理主義が蔓延し、効率性を求めるあまりにこの一見「無駄」に見えるものまで無くしてしまおうという風潮がある。

例えば、教養や基礎研究もその一つと言えるだろう。

一時の効率性という「正しさ」によりそれらが淘汰されていく。

しかし、「正しさ」でも述べたが、「正しさ」は居住エリア(国や地域)、時代によって変わってくる。

一見無駄に見える研究が、新たな薬品の開発や科学技術の発展につながる可能性もある。

したがって、我々の日常においても一見無駄に見えるもの・ことであったとしても、安易に合理化するのではなく、その事象・事柄を物理的、エリア的、時間的、世代的など多面的にみる余裕が必要ではないだろうか。


2020年2月25日火曜日

【ツネちゃんの、やってみよう!マイノリティ(社会的少数者)について語る】

マイノリティ(社会的少数者)について。

前回の「ダイバーシティ(多様性)」にも繋がります。

対義語は「マジョリティ(社会的多数派)」。

もちろん民主主義だから多数によって政治は決まる。

しかし、社会的少数派の意見にも耳を傾けて政策を行うことも大事。
マジョリティの意見のみでは政治も多きな流れで行われ、勢いで進んでしまい、
舵を切ることができなくなる可能性もある。
政策も多様化しなくなる。知恵も働かなくなる。

また、政治以外であるならば例えばビジネスにおいてもマイノリティにフォーカスすることで、マジョリティに対する新たな市場開拓に繋がる可能性もある。

性的少数者、いわゆる障がい者、人種、国籍、貧困、などなど。
声をあげることが出来ないマイノリティも存在する。

今後、人口減少が進む中で地方もある意味マイノリティになっていく可能性もある。

ダイバシティを担保するためにもマイノリティの存在意義は大きい。

多様性こそイノベーションの原点である。

ダイバシティでも書いたが、エネルギー資本の乏しい日本では、外貨を稼ぐためには商品やサービスを開発する(価値創造の)ためにもイノベーションはかかせない。

つまり、マイノリティに寄り添える社会になれるかどうかが、今後日本が持続可能になるための重要なテーマの一つである。

みんな違って、みんないい。(再掲:ダイバーシティより)

ポストオリンピック・パラリンピックを見据えたスポーツによる地域創生政策についても議論。

ポストオリンピック・パラリンピックを見据えたスポーツによる地域創生政策についても議論。
(独)日本スポーツ振興センター神谷氏と。

【ツネちゃんの、やってみよう!ダイバーシティ(多様性)について語る!みんな違ってみんないい。】

なぜ私がダイバーシティ(多様性)を大事にするか。

幼い頃から、みんなと一緒、普通、常識、当たり前、正しいという言葉に違和感を持って育ちました。

私は私。

ただ、時として世の「正しさ」に流されていたこともありました。

しかし、これまで「正し」かったことが、これからも「正しい」か?
「日本」で正しいことは、「世界」でも正しいか?

つまり、時間的なギャップや物理的距離間のギャップによっても違うのでは?

これからの時代は、これまでが通用しない時代。

高度経済成長時の大量生産大量消費型のビジネスモデルが通用しない時代。
国内マーケットだけを考えていればいい時代ではない。

また、日本はエネルギー資源の無い国。

であれば、アイディア勝負で商品やサービスを開発してかなければならない。

そのためにも画一的な価値観やみんながおんなじ価値観で考えていても、
新しいアイディアや発想は生まれない。

多様な視点、多様な発想から、また、それらの掛け合わせから新しいアイディアや
発想が生まれ、価値が生まれる。経済的価値や社会的価値が。

だからこそ、これからの日本は人間も多様な(オリジナルな)発想をどんどん活かす社会にならないと思っている。

そのための多様性(ダイバーシティ)。

人種、性別、国籍、文化、世代、などなど。

あるがままの自分で暮らせる社会をみんなで作りましょう!

みんな違って、みんないい。

【ツネちゃんの、やってみよう!ダイバーシティについて語る編】

ウォータースポーツアクティビティ関係組織・例


(特)日本ビーチ文化振興協会 https://www.jbeach.jp/
(公財)日本セーリング連盟 https://www.jsaf.or.jp/hp/
(公社)日本ボート協会 https://www.jara.or.jp/
(一社)日本サーフィン連盟 https://www.jara.or.jp/
日本プロボディーボード連盟 http://www.jpba.org/
(特)日本水上スキー・ウェイクボード連盟 https://jwsa.jp/
日本フィッシング協会 http://www.japan-fishing.jp/
(公財)日本釣振興会 https://www.jsafishing.or.jp/
(一社)日本レジャーダイビング協会 https://diving.or.jp/
(公社)日本カヌー連盟 https://www.canoe.or.jp/
(一社)日本セーフティカヌーイング協会 https://jsca.net/
日本レクリエーショナルカヌー協会 http://www.j-rca.org/
日本フリースタイルカヤック協会 https://freestylekayak.org/
(公財)日本水泳連盟 https://www.swim.or.jp/compe_ows/
(公社)日本トライアスロン連合 https://www.swim.or.jp/compe_ows/
日本スタンドアップパドル協会 http://supa-japan.org/
日本ジェットスポーツ連盟 http://www.jjsfweb.net/
日本パワーボート協会 http://powerboat.jp/
(一社)日本マリン事業協会 https://www.marine-jbia.or.jp/
ラフティング協会 http://river-guide.org/
ジャパンキャニオニング協会 http://canyoning.jp/
(一社)日本ウェイクボード協会 http://www.jwba.net/
(一社)日本ウェイクサーフィン協会 http://japan-wakesurfing.com/
日本スノーケリング協会 https://www.shakai-sc.or.jp/snorkel.top.htm
(一社)日本スキムボード協会 http://www.jsa-skim.com/

【ウォータースポーツアクティビティ例】

ヨット・セーリング、ボート、サーフィン、ウィンドウサーフィン、ボディボード、水上スキー、ウェイクボード、釣り、ダイビング、カヌー・カヤック、スイミング、SUP、水上バイク、モーターボート、ラフティング、キャニオニング、シャワークライミング、ダッキー、ウェイクボード、スノーケリング、アクアボール、ウォーターボール、スキムボード、カイトサーフィン、カイトボード、サブウィング、シーウォーク、水中スクーター、バナナボート、ビッグマーブル、ケイビング、パラセーリング、水上サイクリング、水上アスレチック、(ライフセービング、ビーチサッカー、ビーチバレー、、、)

2020年2月19日水曜日

北海道・札幌におけるウィンタースポーツアクティビティ調査

週末、北海道・札幌におけるウィンタースポーツアクティビティ調査に伺いました。

まずは、札幌国際大学観光学部観光ビジネス学科の藤崎達也先生を訪問。
北海道におけるアウトドアアクティビティの現状について様々な意見交換をさせていただきました。
やり取りの中で、①地方には意外と遊び場があり、思いっきり遊んでいる大人も多い。②アウトドア事業者の高齢化③大人が本気で遊ぶことで新たな価値が創造される。④事業者に学生を送り込む。⑤とりあえずやる。⑥十勝はライフスタイルも豊か。それをオープンにし観光客にも提供している。つまりシェアリングエコノミー。などの言葉が印象に残りました。

写真①藤崎先生と筆者

また、札幌市スポーツ局およびさっぽろグローバルコミッションを訪れ、行政の立場での札幌市のアウトドアスポーツやスポーツツーリズムの推進について話を伺いました。

さっぽろグローバルコミッションは主体は札幌市で様々なステークホルダの協力を得ながら運営しているとのこと。詳細な報告は別の機会にしますが、お話を伺って気づいたことは国内のスポーツコミッション同士の情報交換が積極的には行われていないこと。今後、運営体制や事業などについて国内のスポーツコミッションに対し調査を行い、それぞれで共有できるような仕掛けをスポーツ庁とともに取り組みたいと思います。

写真②さっぽろグローバルスポーツコミッション事務局にて

北海道・ニセコ町ではウィンタースポーツリゾートの現状について調査してきました。

コンドミニアムが立ち並び、欧米人を主に外国人が散見されました。
今後、リゾートホテルを対象にウィンタースポーツ事業者との関係性など調査を行っていきます。















写真③ニセコのアウトドアスポーツ開拓者でもあるロス・フィンドレー氏が経営するアウトドアショップ・NAC。店内にはボルダリング施設も完備。外国人が利用中でした。

今後、人口減少が進む中である意味では地方に空きスペース(空間)もできてきます。
それらの空間を利用して遊び場を作り、誘客→産業→雇用につなげていける可能性を探っていきます。

2020年2月6日木曜日

スノシューウォーキングの経験価値(林2020)

スノシューウォーキング経験価値(林2020)
感覚的経験価値(SENSE)
・歩くコースからの雪原
・雪山の景色
・青空と雪景色のコントラスト
・雪の積もる木々
・雪の積もる山々
・雪を踏む音
・コース沿いに流れる川の音
・雪の冷たさ
・空気の冷たさ
・コース沿いに植わる木の香り(アロマ系)
情緒的経験価値(FEEL)
・雪景色という非日常空間に対する感動
・やったことのないアクティビティに対するワクワク感
・滑らないかというスリル
・ズボッとハマらないかというスリル
・ゴールにたどり着いたときの達成感
・スキー、スノボーなどの恐怖感の無さ
創造的・認知的経験価値(THINK)
・コースの地形について
・コースのある地域の歴史について
・コースの植生について
・スノシューの履き方
・スノシューでの歩き方
・スティックの設定、使い方
・スノシュー自体に関する情報(メーカー、価格、材質、構造)
肉体的・行動的経験価値(ACT)
・運動
・ストレス発散
・スキー、スノボーでは味わえない体験
・心地よい適度な疲労感
準拠集団や文化との関連付け・関係的経験価値(RELATE)
・同じグループの参加者とのコミュニケーション
・インストラクターとの関係
・SNSを通じた関係

昨日は外務省へ。

昨日は外務省へ。
#外務省
#スポーツ
#SDGs
#ヒヤリング調査
#スポーツSDGs概論


2020年2月3日月曜日

【ツネちゃんの、やってみよう!エアボード編①】

スキーやスノーボーはある程度の技術が必要で、雪の降らない国のインバウンドにはハードルがあります。そこで、降雪地で簡単にできるインバウンド向けのコンテンツ調査ということでエアボードの体験調査と事業者の方へのヒヤリング調査に群馬県みなかみ町に行ってきました。コンテンツ調査は経験価値を中心に整理していきます。
事業者さんからはみなかみ町の役場の方はじめ各所をご紹介いただけるということなので、群馬県みなかみ町のアウトドアアクティビティ環境についても調査を行っていきます。
事業者→https://www.max-raft.com/airboard.html




エアボードの経験価値(2020林)

感覚的経験価値(SENSE)
・スキー場頂上からの景色
・現地に来た際の雪景色
・滑っている際の景色
・リフトからの景色
・雪を滑る音
・雪を踏む音
・風を切る音
・会場にかかる音楽
・一緒に滑る人の歓声
・雪の冷たさ
・空気の冷たさ

情緒的経験価値(FEEL)
・雪景色という非日常空間に対する感動
・やったことのないスポーツに対するワクワク感
・斜面を滑り落ちないかというスリル
・ちゃんと止まれるかというスリル
・ボードから落ちないかというスリル
・ゴールにたどり着いたときの達成感
・滑る際のワクワク感、ドキドキ感
・急勾配に立ったときの勇気
・リフトに乗るドキドキ感
・スキー、スノボーのある不安感が無い

創造的・認知的経験価値(THINK)
・ボードのコントロールの仕方
・斜面の状態に対する情報
・ボード自体に関する情報(メーカー、価格、材質、構造)

肉体的・行動的経験価値(ACT)
・運動
・ストレス発散
・スキー、スノボーでは味わえない体験

準拠集団や文化との関連付け・関係的経験価値(RELATE)
・同じグループの参加者がうまく滑れたときの嬉しさ
・インストラクターとの関係
・SNSを通じた関係