先日、宮城県スポーツ協会のお招きで、「SDGｓ実現に向けて総合型地域スポーツクラブにできること」というテーマで総合型地域スポーツクラブ関係者、自治体関係者の皆様方にレクチャー＆ワークショップを行ってきました。
ＳＤＧｓというと国際規模の大きな話のように思われがちですが、総合型地域スポーツクラブが活動する地域においても具体的にＳＤＧｓに共通するテーマがありますので、その点を事例を用いながらお話しし、その後、各クラブの活動（スクール事業、サークル事業、イベント事業など）とSDGｓのどのゴールが関連するかを個人・グループで検討しあう、という内容でした。
今後、スポーツよりも医療や福祉、教育など優先すべきテーマがあるなかで施策や事業としてスポーツを採用してもらうためにはスポーツがＳＤＧｓや地域課題解決に具体的にどのように役に立てるのかを積極的に説明していくことが重要になります。そうでないとスポーツは選択肢として選ばれません。
スポーツ組織が経営資源（ヒト・モノ・カネなど）を調達し、持続可能な経営をするためにも、ステークホルダー（行政、企業など）が認識している共通言語であるＳＤＧｓへ翻訳し、発信することが求められます。
宮城県の総合型地域スポーツクラブが今回の研修をきっかけとして持続可能な経営に向けて活動をＳＤＧｓで言語化されていくことを期待しています！
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