マイノリティ(社会的少数者)について。
前回の「ダイバーシティ(多様性)」にも繋がります。
対義語は「マジョリティ(社会的多数派)」。
もちろん民主主義だから多数によって政治は決まる。
しかし、社会的少数派の意見にも耳を傾けて政策を行うことも大事。
マジョリティの意見のみでは政治も多きな流れで行われ、勢いで進んでしまい、
舵を切ることができなくなる可能性もある。
政策も多様化しなくなる。知恵も働かなくなる。
また、政治以外であるならば例えばビジネスにおいてもマイノリティにフォーカスすることで、マジョリティに対する新たな市場開拓に繋がる可能性もある。
性的少数者、いわゆる障がい者、人種、国籍、貧困、などなど。
声をあげることが出来ないマイノリティも存在する。
今後、人口減少が進む中で地方もある意味マイノリティになっていく可能性もある。
ダイバシティを担保するためにもマイノリティの存在意義は大きい。
多様性こそイノベーションの原点である。
ダイバシティでも書いたが、エネルギー資本の乏しい日本では、外貨を稼ぐためには商品やサービスを開発する(価値創造の)ためにもイノベーションはかかせない。
つまり、マイノリティに寄り添える社会になれるかどうかが、今後日本が持続可能になるための重要なテーマの一つである。
みんな違って、みんないい。(再掲:ダイバーシティより)